断捨離本を片っ端から読み、実践することになったわけ。

2022年11月6日日曜日

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子育てと介護から少し手が離れたら

急に片付けしたくなってしまった。その理由をちょっと書いてみたい。

子どもの頃からずっと話の聞き役だった私。今でもそう。
人の話を聞くのは好きだけど、親子の関係だと、いつのまにか、相手が支配的になってしまうところがある。

幼少期から大人になるまで気が付くと、実の両親、義両親の聞き役になってきた。
夫も、歳の離れた夫の姉たちも親の意見はまるで馬耳東風、ハイハイと聞き流す。24歳のころ、夫の家に出入りするようになった私は、代わりに恰好の話し相手になってしまった(笑)
ある意味、夫のきょうだいたちは、嫌なもんは嫌と言えるように健全に成長してきたんだと思う。

人と人との心の間には境界があり、それをきちんと線引きしなければならないことは、大人になってから知った。心理学は、かじっただけなので専門的なことは分からないが、こうしたことを知らずに育つと、自分の意見が本当はどこにあるのか良く分からなくなる。

結果的に、義父を見送り、義母が長期入院するまで、ずっと彼らの話相手になっていた。親の問題だけでなく、私の子どもには発達的な課題があったため、自分の職場と子の学校の間を奔走しなければならなかった。成長した今、ようやく時間ができ、自分のことに向き合うこととなった。
まずは部屋を断捨離することで、重荷となっていたものを降ろしたいと思うようになった。

分かりやすいカレンキングストンの「ガラクタ捨てれば自分が見える」


日本人の片付け本もたくさん読んだけれども、風水を取り入れたカレン・キングストン氏の本の評価が高く、分かりやすかった。シリーズで読んだ。
ピンクの本はかなり古いものだ。神秘的ながら、読後はすがすがしい気持ちになる。
バリ島の人々が生活の中で自然に取り入れている風水。丸ごと彼女のセラピーに活かされている。彼女の技法に「スペースクリアリング」という、家の中の特定の場所からエネルギーを感じ取って浄化するものがあり、なかなか興味深かった。

こういう話をすると、眉をひそめる人もいると思うし、苦手だと思う人はブログを離れてもらってもいい。
でも、難しいことではない。エネルギーが澱んだところには、同じようなものが集まる、というのは「似た者同士が引き合う」のと同じようなものだと思う。

彼女は「家の前の住人が残した悪い気を感じる」そうだ。これは分かる。昔の自分の体験をふと思い出して苦笑いしてしまった。

私と夫が中古の家をリノベーションしようと計画し、物件を見学していたときに、不動産の営業マンが、何も知らない私達を黙って事故物件に連れて行った。部屋から感じる冷やりとするエネルギー。私には霊感はないが、この程度の話なら多くの人が思いあたるんじゃないだろうか。
結局、そういうことも含め、新築の家を建てる事になった。

エネルギーの滞る場所に取り込まれることになったガラクタからは嫌なエネルギーが放たれ、さらによくないエネルギーものを呼び寄せるのだとか。それらのガラクタを捨てることで、人生を滞らせていたものを動かしていくことになるのだと。

片付け後、私に実際に起きた出来事は、以前の記事「断捨離後の変化、私の場合」に書いたので読んで欲しい。

何十袋の服や本を捨て、ガランとした部屋にひとりになると、急に不安な気持ちになった。いままで目を背けて来た自分の課題に向き合うことになって本当に辛かった。ただそこからしばらくすると急上昇するからちょっとの我慢が必要だったのだけど。

今、さらなる片付けの中で実践していること

「風水定位盤」に部屋をあてはめてみた

 本から丸ごとコピーするわけには行かないので、手帳に書き留めたものが参考になればと思う。住まいは中央を定めて風水定位盤をあてはめると、こんな風に人生をつかさどる部分があてはめられるらしい。

(家の形が不規則な形をしている場合が多いと思うので、ぜひ本を読んでから実践をおすすめする。 A~Iのアルファベットを書いたのは、便宜的に私が割り振ったもので、本にはない。)

入り口からエネルギーが入ってくるので、このように入り口を下にして定位盤の方向を決めるそう。見方は、それぞれの場所にガラクタがあれば影響がある項目が複数書かれている。


たとえば、便宜的にあてはめた「A」の枠は人間関係、恋愛、結婚をつかさどるところだそうで、我が家の場合はクロゼットが置かれている。人間関係は大事なので、慌てて綺麗にしたものの、まだまだ多いのでなんとかしなければ。
「D」のところには、テレビがあるのだが、CMの音が苦手なので捨ててしまいたい。苦手なテレビを長く放置していたら、テレビ台の下に薬箱やら貰った化粧品などのガラクタが溜まっていた。

家の片付けがだいたい済んだあと、まだまだ、この定位盤にあてはめると、気になるところがある。紫のマーカー部分は、しっかり綺麗にしていくことが必要だと感じた。「I」は水回りなので特に。
逆に順調なところにガラクタを積み上げて放置して観察すると、悲惨なことになるから観察みてみたらいい、とカレン。あなたのおウチはいかがですか。

Audibleでも片付けの本を聞いたが面白すぎる

アマゾンのAudible(オーディブル)は聞ける本のサブスクなのだけど、キャンペーンで月1500円が無料で3か月聞き放題だったので、掃除や家事をしながら手を止めずに片付け本を聞きまくったのでご紹介。(非常に良かったので、3か月終わっても、またキャンペーン600円で登録している。)

これらを聞くと、片付けせずにはいられなくなる。

  「あなたの人生、片づけます 垣谷 美雨」

 さまざまな事情で片付けできなくなった住人の家に、住人の家族から依頼をうけた片付け屋の女性がコンサルの形で訪れ、人生にも斬り込んで行くお話。どれもありそうな話で、笑ったりしんみりしたり。 
白妙 あゆみさんの朗読がまた引き込まれる。読んでも聞いても面白いのでぜひおすすめ。片付けが加速したし、レビューにも片付けせずにはいられなくなったとの意見が多数。結局のところ、片付けは心の問題だと思い知らされる。

一冊で買うと高いが、オーディブルのサブスク料金で読める。



「人生を思い通りに操る 片づけの心理法則
メンタリストDaiGo

メンタリストDaigoさんは動画でおなじみ。オーディブルの朗読で聞くと、あの早口の彼とはちがった雰囲気で、とても心地よくスッと入ってきた。


継続する片付けで起こる変化についてはまた続編を書きたい。


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プロフィール

オフィスワーカー。 金曜夜の図書館通いと、日々の英語学習。英検1級と英文事務の仕事を獲得したく日々コツコツと。 大島信頼先生の本を読み、現代催眠に興味を持つ。機能不全家族の中で育った長女。いつでも聞き役。いつでもマウントとられる人。FAP療法の体験について誰かの役に立てばと願う。

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